エタバト放浪記 4

●その4 ガープ軸 ●
新デッキの調整もかねて、エタバトでデッキを回してみました。


少々今の環境を生きるにはコストがかかる分、ダークアームドドラゴンと
ネクロガードナー、緊急テレポートを搭載してまわしてみました。



初めてダムドを使用したんですが、
圧倒的な強さを誇りました(汗


こんなに簡単に闇が揃うのか、
こんなに簡単にゴヨウが展開できるのか。

そしてネクロガードナーの防御力。
今の環境の恐ろしい部分を見ました。


今まで戦った中にはさらにこれに闇の誘惑や賄賂が搭載されていたんですが、
そこまでするデッキではありません。


軍神ガープを主軸にまわすために、
弱点となる部分(ガープ召還までのアドバンテージ稼ぎ)
にダムド型はいい目くらましになってくれます。

相手がダムドに勢力を注ぎ込んだ後に、真のコンボを展開する
そんな形でデッキが動いていました。



勝てるには、勝てるんですが…なんか違うかなと想ってます^^;
悪く言うと、安定しすぎてるんですよね。
相手がどんな行動をしてきてもかならず反撃できる状況が
整っている。
相手がどんなデッキだろうと、十二分に戦える。


昔のスタンダードと呼ばれたデッキの現環境の進化型だと
想いました。


僕の考えているガープは、まず場にガープを出すことから始まります。
幸いライトニングパニッシャーデッキを回していた分、
手札の事故を抑制しつつデッキを回転させるギミックは相当養いました。


また、雲で戦っていた際にかかしやオーダーが役に
たたなかったこと。

それはブリューナクやダムドによる除去が原因でした。
それを教訓にし、防御カードを抜いてネクロガードナーに代用。

終末からの様子見や、
緊急テレポート後の相手のゴヨウ回避とすばらしい動きを見せてくれます。

リセットされる状態から次の反撃まで生き延びること。
これが今の環境を抜ける道、そして主軸を通った構築方になるのではと想います。


ようするに、今は場のカードを制圧するのがとても簡単に
できるわけですよ。

だから、『場で戦っても』不利なわけです。
制圧されたらどうしようもないですしね。


しかし、墓地に対するメタは比較的少なくなります。
理由として、

 ○墓地対策をして、相手が墓地に影響がないデッキだったら
 ○スピードが落ちてしまったら、引けなかったら

ということです。

相手が除外軸なら、DDクロウは意味を成さず、
相手がシンクロダムドなら、墓地封印カードを即消されてしまうからです。

墓地がここまで有用に働くようになったのは、

シンクロが場を制圧しやすいこと、
そしてシンクロでは墓地に関与することは今現在できないこと

です。

今のもっとも抜ける道があるのが墓地であり、
もっとも隠されたアドであるのが墓地です。


当初ゴーズが出たとき、手札から奇襲をかけるカードにとまどい、迷いました。
シンクロが出たとき、その異常な安定性と汎用性に皆とまどい、迷いました。
そして今、ゾンビキャリアやネクロガードナーを組み合わせることで、

ゴーズを出すジャマをせず、シンクロを取り入れられるように
リンクされました。

手札、そして除外、そしてシンクロ、墓地。

見えないアドのつながりがここにあります。
除外することで異次元からの埋葬につなげるアドもあり、
もはや、今までどおりの戦い方の視点では限界があるのが見えると想います。


それぞれの特性はなにか。
今の抜け道はなにか。

場を一掃することに執念をおくならば、
相手のそれ以外のアドのリンクを断ち、遅らせるしかありません。

場を一掃するために、場のアドをもっとも考えて動いているわけですしね。
ハンデスするのなら、相手との手札差を意識するように、
戦い方の意識、考え方の問題だと想います。

まあ、ある種の限界はあると想います。

墓地を肥やし、シンクロし、ラッシュをかけて相手の反撃を封じる。
すべてのリンクを繋ぎながらしかもアドを極力うしなわず、ダムドにつなげる。

破壊するカードを指定しない分、その応用力も異常です。

それに向かって戦おうとするならば、デッキの組み方も変わります。


僕の場合、
デッキは『皆が予想しないコンボ』を見つけたときから
始まります。


そのコンボをすると、どんなことで有利に慣れるのか。
そしてそれが決まれば、今の環境も戦えるんじゃないか。

ここからデッキが広がっていきます。

まず、完全に今の環境を意識し、40枚のカードを決めます。
そこから、そのコンボを繋げるためのサポート、手札事故回避、
そのコンボ外でのデッキとのシナジーを考えます。


そうして、

○今の環境に対応した、コンボをするためのデッキ


が完成します。

で、ここからが難しいんですが…
そこから

○相手のどんなデッキであろうとも、スキをついてコンボを切り替え、
 かつ独創性があり面白く、また、相手のデッキを制限しない


用は、自分の戦術、コンボに絶対の自信をもって戦おうと
その40枚をさらに組み替えるわけです。
ここで大きく妥協します。


次元幽閉を抜いて、リロードを入れる。 手札事故回避の変わりに防御力低下は?

↓ 戦闘面でアドが失われる代わりに、他の永続カードでアドがとれる

ならば戦闘面でやられることを前提にし、
モンスターをリリースして、永続カードを守るカードや、
そのモンスター破壊がトリガーとなるカード(戦闘破壊されたとき)
で戦術をととのえ、コンボで反撃する。


といった形になっていくわけです。

つまり、優先的にそういった『単発除去』
『プレイングで頑張れば必要なし』 と想われるカードを抜いていきます。


賄賂→魔法・罠で揺らがないデッキにしよう
神の宣告→ 使わなくても問題ないデッキにしよう

そうしてあまったカードプールを、ちょこっと一味加えたカードに
変形させていきます。

そのときに加えられる一味が、またいい具合に見つかるんです。

昔に使っていたコンボ DNA改造→サイファースカウター

等。


デッキをDNA改造で種族操作して展開するデッキなら、
一枚差しておくと、そりゃ予想外でしょ?w


そして、サイファースカウターは機械族。
サイバードラゴンとDNAのフォートレスの相性もカンペキ。

ここで、二つのコンボがまた一つのリンクをするわけです。

よし、逆転カードをいれよう。
オーバーロードフュージョンによる、キメラテックを狙おう。

む、すると機械族でもう少し何か入れられないかな?

よし、サイバーフェニックスを入れよう。
お、サイバーフェニックスはDNAで他のモンスターを守ることが出来るぞ!

む、そうなるとDNA改造が機械になったときにじゃまだなあ…
よし、ハリケーンで回収しよう。


ハリケーンがあるなら・・・未来融合でサイバードラゴン落とそう!
お、しかも光の護封剣も回収できる!
未来融合が事故らないように、ドラゴンもいれたいなあ…
ドラゴン…あっ!サイバーダークも入る!


ハリケーンでデコイも回収できるぞ!
その高攻撃力をより生かすために、ビックバンシュートを入れよう!
ハリケーンで除去にもなるしねっ。


む、するとブリューナクですごいコンボが出来るぞ!
よし、シンクロ搭載だ!
DNAも回収できる!


っと、デッキが最初につながり、また手札事故も少なくなるとは想いません?
想いませんよねwwwサーセンw
ブリューナクによる手札のドラゴン落としから、
サイバーダークにも繋がります。

これで、デッキの特性は、


DNAメタ軸、フォートレス除去、サイバーダーク、貫通攻撃による
ライフゲイン、キメラテックの1激必殺。
またシンクロも取り入れられるようになるわけですね。
ハリケーンがオーバーロード融合の
サポートに周り、未来融合は墓地にモンスターを落とし、デッキの回転
を上げるために回りだします。


まあ実際これを40枚に圧縮するには妥協しまくらないと
いけないですがw

この妥協で無駄を省き、洗練するわけです。


初心のコンセプトを忘れないようにしてです><;
結構ここあたりでデッキが低迷することが多いんですわw


これは、トリックタクティクス(DNA改造)を主軸にしていたときの
構築パターンです。

各種揃わないとボロボロになっちゃいますが、
手札抹殺と組み合わせる、スナイプストーカーで落とす、
その事故率が高ければ高いほど、手札断殺などの枚数を増やしていたと想います。
(雲は、断殺2 と抹殺1 積んでましたし><)


相手のデッキパターンによってはサイドと組み替えることで、

機械メインになったり、サイファーメインになったり、
または相手の種族デッキをより高速でメタるためにサーチカードにしたり。

多様性を展開することが出来ます。


ガープもしかり、このギミックを大幅に取り入れ、今の
環境の 主軸を 回避し、主軸に沿った戦術をとることもできる。

そのデッキが、完成に近づいてまいりました。


w 相手の裏をかいて、一枚のアドをもぎとる。
それにプレイングの絶対的な自信と確信、抜け道が
正しかったことを認識させられます。


っと、今回は僕の構築について語ってみました。


今は、とてもカードの販売速度が速く、戦術も把握しきれないほど
拡大してきています。


故に、その日に学んだことはその日にしっかりと記憶しないといけないです。


本日戦った方に、ハーピィの方がおられました。
昔は回しにくかったその理由、それは地砕き地割れが
おおく、またパワーカードが乱立していたため戦闘面で不利でした。

しかし今は、シンクロ、そして罠の多さが目立ちます。
ハーピィの狩場に対して賄賂をうつこともあるでしょう。


それらを囮にゴッドバードアタック、これは奈落をよけれますね。
また、
狩場→ハーピィ →緊急テレポート→クレボンス→シンクロ →ダムルグへ


といって、一気にラッシュをかけることも出来ます。
相手の罠を回避した上で罠のセットを防ぎ、5800までたたき出す。
恐ろしいものですわ

今の戦術によって、昔のデッキが輝きだす。


これだから、






これだから!!









遊戯王は、楽しいんですよっ!(`・ω・´)b



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