●今回の戦いの流れ● |
今回はミスが多く目立ちます;; ウルフファング・クラウドです。 ルールミスや説明は動画内で行いましたので、 今回は戦術や弱点について述べたいと思います。 察しのとおり、このデッキの今のメインは、弾圧です。 それは今のシンクロ、ライトロード、ダムドといった、 もっぱら特殊召喚に頼ったデッキを粉砕できるキーカードだからです。 そして次に王宮のお触れ。 これは、今の流行のカウンター罠を一律粉砕できるカードであるが故、 採用しています。 この「弾圧」と「お触れ」を適したタイミングで発動していくことこそ デッキの維持と戦線の確保につながります。 しかしこのデッキ、そのどちらにも弱いという特性があります。 罠は10枚を超えますし、シンクロメインなので特殊召喚も多用します。 故に、デッキの弱点を自分から展開していくというデッキ。 まさに毒を持って毒を制すといったかんじでしょうか。 お触れを除去できなければ罠10枚が死に札となり、 弾圧を除去できなければすべての展開が封印される。 それを3つの組み合わせとスイッチで回避して、相手を束縛することがキーとなります。 「ドゥローレン」「王宮のお触れ」「王宮の弾圧」です。 弾圧はドゥローレンの召喚を解除し 王宮のお触れは弾圧を解除し ドゥローレンはお触れを解除します。 一見かみ合っていないようですが、これらを切り替えることで以下のような状況になります。 相手の特殊召喚だけ弾圧で止め、自分の特殊召喚はドゥローレンやお触れで行い、 相手の罠だけお触れで封印し、エンドフェイズ時にはお触れをドゥローレンで回収。 そしてそのスイッチの切り替えの付加効果として、ドゥローレンの攻撃力を上昇させる。 今の環境の2大要素を封印し、かつ自分もその環境に沿った戦術で迎え撃つことが出来るというものです。 当然そううまく決まるわけじゃないので、さまざまな場面でトラブルが起きます。 動画であった、「自分の弾圧で首を絞められる」部分。これも一つです。 ドゥローレンが存在し、弾圧が発動されていない状況こそ最高の状態ですが、 その逆はアルカナのごとく、最悪な状況ともいえます。 かといってこのコンボを廃止した場合、一時的なカウンターや除去に頼らざるを得なくなります。 しかし今の環境、一度をとめたからといって2度目が来ないとも限りません。 ディアボリック等、墓地からも頻繁に特殊召喚がありますし、キャリアもそれに準じます。 永続的に束縛するには、それなりのリスクも必要。 そしてそのリスクを回避しつつ、自分のデッキの特性を生かせる戦術はないか… というわけで、雲と一緒になったわけです>< 特に相性がいいのが、鎖付きブーメラン。 これは、ドゥローレンと組むことで「守備表示に変更し攻撃力を上げるくず鉄のかかし」 へと変貌します。 かかしと違うのは、自分のダメステでも発動できる点。そして守備表示に変更できる点です。 昔は使いにくかったですが、今は違います。 オネストを持っている相手は攻撃してきますし、それをかかしでとめても殴ることが出来ません。 ゴヨウをかかしでとめても、倒せなければ変わりません。 ですが、この鎖付きブーメランを使うことでオネスト、モグラ、そしてゴヨウ等すべてを ストップさせることが出来ます。 メンタルスフィアデーモンの場合は守備に出来ませんが、攻撃力上昇の効果は使えます。 ポイントは「相手と自分の両方に効果を及ぼせ、かつ任意で選択できるところ」ですね。 パワーカードが乱立するなかドゥローレンは非力かもしれません。が、 ドゥローレンを持ってすれば、今までの非力なカードが活性化してパワーカードへと変化を 遂げることも可能です。 コンボとは、こういうことかなと思ったりもしますw ただ前のほうにも書きましたが、このデッキは1ターンでできることが多すぎます。 罠を発動してドゥローレン。 または、エンド前にドゥローレン。 先に使うことでまた枝のように戦術が分岐し、 後で使うことでもまた枝のように分岐します。 そして相手の一手に対しても縦横無尽の動きで適応することも可能です。 ただ、その枝もカウンター罠等で根元を断ち切られた場合、枝は落ちます。 ですので、今はその「断ち切りハサミ」の存在をどう排除するか、ここを探っています。 まだまだデッキに振り回されてばっかりです^^;精進して、扱えるようにしなくては! 雲はまだまだ、終わってませんぜ! サポートカードは出ないですが、わかりやすいサポートというのは逆に個性をつぶしてしまうもの。 かみ合っていないように見えるこの雲たちですが、いずれさまざまなシナジーを備え一線に繋がる日が必ず来ると思います。 プロは、与えられた環境の中で活路を見出す。という言葉があります。 アマチュアは与えられた環境の中で文句や不遇を叫び、 プロは与えられた環境の中で目的を達成するという、経営理念のとある言葉ですが、遊戯王にも順ずるところがあると思います。 まあとりあえず、咲夜さんのエプロンを脱がすのは僕ってことで! |