効果音に定評のあるデュエルをしてみた part66

●今回の戦いの流れ●
今の環境に対抗できる限界に挑戦した雲、それがこのデッキです。
なによりも効果モンスターが厄介になっており、かつネクロガードナーで
攻撃が思うように通らない。


折角の一撃必殺も次のターンにはブリューナクの餌食に。

そんな今の環境を生き抜くために改良したのがスカイ・ブルークラウドです。

戦術はオーダー、かかしの防御から一転して 砂塵の大竜巻、魂の綱、団結の力を
交えた攻撃的なデッキに変貌しました。


魂の綱を3枚投入し、雲の効果を使いつつ相手の戦術の穴を
デッキからピンポイントでサーチし、つぶすのが目的です。


特に雲の召喚をカウンター罠で消されて、
停滞しているうちにブリューナクでの一撃で殺される場面が多々ありました。
ゆえに、アシッドクラウドに頼るデッキではもはや遅すぎます。
オーダーも、かかしも、ブリューナクには意味をなしません。


そこで、ライフ6000は渡すつもりで突っ込むデッキを組みました。
それが、魂の綱です。


相手が墓地を多用するなら魂の綱からカイクウを。
ゴブリンゾンビのシンクロ形なら、ライオウを。
効果を封印するならエアーマンを。
と、いろいろな使い方をすることが出来ます。
このブルーには、Bloo-D そしてブルーサンダーT45が含まれています。
攻撃力不足が弱点のこの雲、そしてサイバーメタとしてブルーサンダーを投入。
破壊後のトークンはBloo-Dのリリースには使用できるので、
場を空けた後にエースモンスターを吸収する流れに
もっていけます。


また、ストームドラゴンを守備表示で特殊召喚し魂の綱を発動。
そしてキロスタスを守備表示で特殊召喚し、両者とも自壊。

そしてサルベージで両者回収しモンスター破壊へとつなげることも出来ます。

デメリットをメリットに変貌し、そして戦術の一歩先への布石につなげる。
ネクロガードナーの場合にしても、魂の綱からカイクウが出てくると
読めるかどうかで、効果のタイミングを逃すことにもなります。


今、みんなのデッキをいろいろ見ています。
緊急テレポートからのシンクロ、そしてゴヨウ。
実にわかりやすいパワー路線でありながら、事故が起きない。


今の環境は、手札事故のさらに上を行っていると思います。
それは、戦術の展開。

手札事故が起きていた時期は、スタンダードが強かった。
しかし今は、事故が起きないデッキになっています。
たった数枚で相手を封殺できることがシンクロによって可能になったからです。

場を一掃することもできるし、相手のモンスターを奪うことも出来る。
しかもそれらは時には防御に、時にはダムドに、
なによりひとつ攻撃が確定すればそれで場がひっくり返るという環境。

それは、デュエルの流れが強くなったことを意味します。
じわじわ流れを変える戦いから、
一気にひっくり返す環境になりました。

この流れはしばらく続くと思います。
すると、みんなの心から昔の戦い方が消えていくかもしれません。
1枚1枚の奪い合い、ハンデス最超期に僕が得た、アドバンテージの保守思考は
今の環境の中、異色の色を放っています。

でも、その攻め方こそ僕が遊戯王に求める戦い方であり、
戦術で奪う一枚の価値に可能性を求めています。

今のこのデッキを強くしようとすると、アブソリュートゼロを入れると思います。
しかし、そうなるとキロスタスの意味が薄れていきます。
すると融合の比率とパワーの比率が上がり、雲の比率が落ちます。
そうなるとカウンターが乗りにくくなる。
そしてまた、雲から遠ざかる。


アブソルートゼロの力は圧倒的でしょう。
でも、今の環境を知っている人たちは 融合を 止めてきます。
弾圧をよけれるか、神の宣告、賄賂をよけれるか、
そして戦車、また、相手の場のゴブリンゾンビを破壊すると逆に不利にもなります。

また、ゾンビデッキには蘇りし魔王ハデスがいます。
収縮、月の書1枚で終わります。


また、Bloo-Dに吸収された場合も効果が出ないです。
自発的に効果を出したとしても、
今の環境を考慮してみると…

ブラックローズドラゴンで致命的なダメージを追わない
そんな環境では、おそらく簡単にひっくり返されてしまうと思います。

出来れば限界まで可能性を見てみたいスカイ・ブルークラウドです。
融合と融合回収でキロスタスを回収したり、
タービュランスを回収して展開して殴っていったり。

15日、ブルー・スカイクラウドを限界まで極めたデッキで撮影をしようと思います。
それが終了したら、次の雲に挑みます。

一からまた、雲の組みなおしになりますね。
でも、まだしっかりした戦術が固定されておらず自由が利くからこそ、
再びまた戻ってこれると思えるんだと思います。


可能性の追求、動画終了時に、誇れるデッキを!