●今回の考案●

僕のＭｙフェイバリットカードについてお書きします。 僕の戦術というのは昔、ハイビート時にコンボ・戦術デッキに完敗して以来感動し、 デッキ戦術をコンボ型に変更しました。 それ以降、戦闘によって失うアドバンテージを恐れ、デッキを組むようになりました。 永続的に攻撃を防ぐカードはこちらも攻撃を妨げられ、単発除去カードは大量展開された際に 発動を躊躇してしまう可能性もあります。 また、構築上相手の攻撃を複数回止めたいのに、魔法などの関係で除去や防御カードに 入れるスペースが省けないこともありますよね。 そこでこのカードの登場というわけです。 自分のターンに行動を多く起こせる場合に重宝する防御系罠カードですね。 スタンバイフェイズに〜、などの発動条件がある場合、 まず一度相手のターンを生き延びることが専決です。 炸裂装甲や幽閉と違い直接的なアドを取れませんが、 場に「一体の攻撃は通らない」という状況を生み出すことが出来ます。 相手が常に２体以上展開してくるならばあまり意味はないですが、 通常召喚は１度のみしか行えません。 ゆえに、次の返しに相手モンスターを殲滅できる状況を生み出せるのならば、 わざわざそのターン、モンスターを破壊してまで守る必要性はないわけです。 雲デッキに僕は投入していました。 その理由は、スピリットバリアの有用性と、環境、そして場の展開力を考慮してです。 雲デッキのダメージを受ける要因を調べたところ、 1体のモンスターの攻撃による１０００未満のダメージの蓄積 モンスターを一掃された際のダイレクトアタックによるダメージ。 雲がこなくて、もてあましてしまったバリア未発動によるダメージ。 このように、雲がいないときに受けるダメージ、及び単発アタックによるダメージの蓄積が 最終的な敗北に導かれていることに気づきました。 返しのターンでアドを取れる雲の構築だからこそ、 相手ターンを永続的にしのぎ続けられるかかしの強さが証明されたと思います。 このカードを有用に使うには、スタンダードよりむしろコンボや場コントロール系に向いています。 サイクルリバースのイナゴや、永続魔法・罠による効果で場を制圧し、相手を押さえ込む。 それまでのダメージ回避リソースとして、大変優秀なカードです。 現在は高攻撃力によるラッシュが頻繁に訪れているため、防御を損なえば一瞬で敗北します。 ゆえによほどの油断がない限り、かかしがあれば戦線は維持可能です。 じっくり戦うデッキ、相手のデッキタイプがどんなタイプであれ、場を完成させることを重視したデッキの場合、 恐ろしい力を発揮してくれると思います。 相性がいいのは、悪シノビです。 特徴は、攻撃宣言は行ったが、攻撃が無効にされた点です。 攻撃宣言を行っている以上、攻撃対象を選択しています。 １ドローにすることも出来ますし、他の不安定要素カードと組み合わせることも出来ます。(オーシャンやカタパルター またステータスの低いモンスターを守り、シンクロ召喚につなげる場合等に大きな力を発揮します。 (チューナーや素材を守るため) このように、自分のターンの行動時にアドを取れる場合、単発的カードを複数積むよりも かかしを積むほうが防御率はあがります。 炸裂や奈落、月の書などが入れられず、かつ複数のカードをまぜたコンボを使用する場合、 相手のバトルフェイズにモンスターを除去されることが多いはず。 通常魔法は自分のターンでしか打てないため、複数積むことは相手ターンの防御力低下に繋がります。 通常魔法１０枚に制限カードを入れた場合、防御罠は激流葬やミラーフォースを抜いても３枚ほどくらいしか 入るスペースはありません。 しかし相手の攻撃をよける必要があるデッキというのは存在します。 自分のデッキ内にある割合を考慮し、行動パターン、そしてダメージや戦術が崩される瞬間を見極め、 それが相手のバトルフェイズによるものなら、このカードを入れられるといいと思います。 自分の中でこのかかしを使ったコンボが二つあるのですが、一つは極秘なので片方だけ掲載しておきますｗ くず鉄のかかし＋闇よりの罠 以前日記でご紹介しましたが、これは面白いコンボです。 闇よりの罠は、墓地に存在する通常罠の効果をコピーできるカードです。 この効果によりくず鉄のかかしをコピーした場合、なんと終了時にセットする効果が適応され 再度闇よりの罠が発動できるようになります。 次の場合はその闇よりの罠は別の罠として効果を発動するため、 １枚で攻撃の抑制と他罠への変化を行うことが出来るようになります。 発動機会は少ないでしょうが、決まれば面白いコンボだと思います＾＾ もう一つはいずれ動画でお見せできると思いますが、エグイことができますｗ うまく相手が引っかかってくれれば、それこそコンボといえるもので『罠』にふさわしいですよね＞ω＜